計画段階

初回プラン提示と依頼先ハウスメーカー決定

あけましておめでとうございます!今年はいよいよマイホームの竣工が控えていてわくわくのぶんたんです。引越し準備が全然進んでない。。

いよいよ竣工までにブログが現実の時間軸に追いつかない可能性が濃厚ですが、のんびりマイペースにやっていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

間取りの提示

さて、展示場についてお弁当をいただいたのち、担当さんと支店長さんと対面。打ち合わせが始まります。(ちなみに、お弁当は某ご当地弁当でテンションが上がりました。私はまず焼売から、醤油や辛子をつけずにプレーンに食べます。)

少し緊張した面持ちの担当さん「お土地に合わせた間取りプランを作らせていただきました、そしてそのプランの見積もりもしっかり出させていただきました。が、まずは!まずは先にプランから見ていただきましょうか」

ついに初めてのプランとのご対面です!

素敵なプランに舞い上がる我々

手書きの外観図と間取り図はそれはそれは素敵に見えました。まず外観は私好みのヘーベルハウスのシンプルな外観とシンボルツリー。全く考えにもなかったですが、リビングに面した広いデッキがあり、確かにこれなら我々の希望だった「1階リビングでも明るいリビング」が実現できそうです。しかもこのデッキ、相当広そうに見えますね?キッチンも広そう!「ちょうどこの展示場のものとほぼ同じですよ!見に行きますか?」ウキウキで展示場のデッキとキッチンを確認へ。広ーい!展示場並のデッキやキッチンが?!我が家に?!と夫婦揃って大興奮。担当さんも絶対カッコいいですよー!と、一緒にウキウキしてくれました。支店長さんは後ろで微笑んでいました。

超ハイテンションで打ち合わせ室に戻ってきた我々。「設備のパンフレットがこちらです。こういう感じでグレードで選択肢が分かれているんですが、お風呂やキッチンは一番上のグレードで見積もっておきましたので!安心だと思います!」へー、標準の設備ってこの中から選べるんだ!標準の中でも十分選択肢があって迷っちゃうくらいだな〜!とワクワクが止まらない我々です。

ここまでほぼノーコメントで、実は勝負(契約)を決めにきているのではなく、ただ見守っているだけ説…?と思われていた支店長さんが満を辞してその口を開きました。

「では、お見積もりの話なのですが、、その前に少し本音のところというのをお聞かせいただけないでしょうか。他社の検討状況など。。」

あっ、やっぱりこれは決戦の時なのか!チラと旦那氏を見ましたが、どうやら発言権は私に委ねられたようでした。他社と迷っているそぶりを見せた方が価格交渉が有利になったりする?それとも、と一瞬逡巡しましたが、私は駆け引きが上手なタイプではないし、もしご縁があれば今後大事な家づくりを一緒に進めてもらうパートナーです。駆け引きよりも素直に気持ちを伝えることにしました。

「正直なところ、もう予算さえ合えばヘーベルハウスさんにお願いしたいと思っています。これまで説明をお聞きした中でヘーベルハウスさんの家は私たちの求めるものにマッチしていると感じましたし、まだ契約もしていないのに担当さんには大変よくしていただいて、ぜひ一緒に家づくりをしてもらいたいと思いました。ただ、予算が合わなくてやりたかったことを削らないといけなかった、とか家計が厳しくなった、とかになっちゃうと背伸びしてヘーベルハウスさんにお願いしても後悔が残ってしまうと思うので。。予算の中でやりたいことを実現できるか、そこだけですね。」

「…それをお聞きしてとてもやる気が出てきました!予算さえ合えばヘーベルで建てたい、と言っていただけるお客様ほどありがたいことってないんですよ。こう、他社の見積もりをずらっと並べられて他社はこうだけどどれだけ下げられる?なんて言われることもあって、そうなると少し参ってしまうのですが。。ヘーベルを気に入ったと言っていただけるのは本当に嬉しいです。我々もしっかり頑張らせていただきます」

支店長さんの今日イチの良い笑顔を見れました。素直に話してよかった。

いざ、見積もり額オープンです。

見積もり額を見て愕然とする我々

通常より坪単価が少し上がると聞いていたそらのま導入を辞めたので、前回の見積もり額よりは少し下がっているくらいでしょう、そこに今見積もられていない我々のやりたいことを入れてどれくらい上がるかだ。。

と、いざ金額を見てみると、え、むしろすでに前回よりちょっと上がってるくらいなんですけど。え?!差分はどこだ、と確認すると外構の見積もり額が上がっています。これは例のデッキの分ですね。外構見積もりは初回見積もり時は適当な額が入っていて、いざその時となったら跳ね上がってしまった〜なんていう話も度々耳にするのでまぁむしろ良心的ではあります。あとは土地が確定したのでそれに合わせたプランになって建坪が少し増えた分と、土地そのものが若干予算オーバーした分。土地の予算オーバー分は完全に我々の責任です。なるほど、なるほど。。すべて妥当ではあります。。妥当なのですが「予算」は前回の見積もり額くらいで考えていました。なので、もうすでに予算オーバー気味です。

やりたいこと

「…あとはここから「やりたいこと」の設備分で増額になるかですね。」ヘーベルハウスさんで建てたい気持ちが高まっているのに、ここから追加すればするほど予算オーバーして行くことは確定…これはかなり厳しい、私も旦那さんもかなり苦悶の表情でした。

「まぁまず、ざっと上げてみてもらえますか?」と、担当さん。

「では…あ、設備ではないかもしれませんが、シュークロークやパントリーが欲しかったんですけど、もう間取りが綺麗に完成されているのでスペース的に入れられないですかね。。」

「それは大丈夫だと思います!これは全然仮の間取りなので!」

なるほど!でもこれだけ綺麗にパズルがハマってるので崩したくない気はしますが、そこは設計さんの技に期待することにします。

「では設備の方ですが、太陽光発電って入ってますか?」

「今は入ってないです、、が、ぜひ入れて欲しいと思ってます。蓄電池も。補助金があるので!」

「私もそれ気になっていたんですが、ZEHってもう申し込み間に合わないのかなって。。」

「いえ、ギリギリ間に合うんです」

「!もしかして、ZEH+ですか?」

「そうです!」

さすが担当さん、頼もしい!なおこの間旦那氏は?を浮かべた表情をしていました(あとでちゃんと説明しておきました)

「床暖房が欲しいです!」

「良いですね、床暖房は僕も一押しのおすすめオプションです!」

「海外製の食洗機を入れたいです!」

「あ、もしかしてミーレですか?」

「!!それです!」

「僕のお客さん何故かミーレ入れる方多いんですよ〜」

と、三点を追加。盛大に予算オーバー。そりゃそうです、追加する前から予算オーバーだったんですからね!と、横から

「あの、これちょっとサッと入れたやつですけど」

支店長さんがさっきから何か描いているなぁとは思っていたのですが、この短時間で玄関にシュークロークを追加した間取りを描いてくれていました。綺麗に収まっている、すごい!「やる気出てきた」はあながち冗談ではなかったのかもとつい笑ってしまうと同時に、間取りはこのあと少々新たな希望が出てきても綺麗に取り込んでもらえそうで安心しました。

それでもやっぱり

ぐうぅと唸る我々。営業さんが「太陽光の売電で光熱費が下がるので」とか「今少し高めの金利で計算しているので実際の金利なら月々の支払いは、」とかフォローを入れてくれようとしました。

「そういうことじゃないんです。。我が家の家計的に、これくらいの金額が家にかけられるということで出てきた額なので、それ以上の額は背伸びしすぎだと思うんですよね。。」

なんとか説得しようとする営業さんをスッと支店長さんが制し、

「お二人の考えはわかりました。では。。これをこうして、こうして、こうはどうでしょうか。」(提案内容詳細は口外できないのでオフレコです)

「!! それであれば…!ね…!」顔を見合わせる我々夫婦。ちょっと動揺している様子の担当さん。

「ありがとうございます。僕の一存だけでは決められないので、少し本部に確認をとってきます」

離席する支店長さん。

「これは、もし本当にそうしてもらえるならめっちゃありがたいですね。。これなら頑張れるかも。。」

「このパターンは僕、今まで本当に見たことないです。そんなこと出来るんだって思いました!すごくラッキーだと思いますよ…!」

嘘か真か、担当さん。いや、この担当さんのことなので真なのでしょう。

そして待つこと数分後、

「OK出ました!」

「ありがとうございます!よろしくお願いします!!」と即答する旦那さん。

内心私はエッ、持ち帰らないの?!この場で決めちゃうの?!と思いましたが、持ち帰って結論が変わるかというとまぁ変わらないなという確信がありました。短い検討期間で、結局相見積もりもせずというなかなかチャレンジングな状態で契約を決めてしまったけれど、この短い間にも信頼関係ができたと感じられたのできっと気持ちよく家づくりが進められると思います。こうして我が家はヘーベルハウスさんとスピード契約することとなりました。厳密にはこの後数日内に手付金を振り込み、また別日に建築請負契約を結ぶ、という流れになります。

余談、積水ハウスさんとの別れ

さて、ヘーベルハウスさんとの打ち合わせを終えて住宅展示場を離れる我々。もともと積水ハウスさんとの打ち合わせに少し時間があったため近くのショッピングモールに行くことにしていました。いやぁこんなに早く契約してしまうとはね、まだ心拍数が上がったままだなんて話をしつつ、ショッピングモールに着いたら駐車場で積水ハウスさんにキャンセルの電話を入れないとなぁ。と、私が切り出しました。

旦那さんはせっかくプランを作ってもらったし、話を聞くだけ聞かないと申し訳ないのでは?と言いました。一旦ここで、夫婦二人で積水ハウスさんの話を聞いてヘーベルハウスさんの契約の話をやっぱり取りやめて積水ハウスさんと契約するということがあるか?と考えてみました。比較して良い方を選ぼう、ではなく「ヘーベルハウスで建てられるならヘーベルハウスで建てたい」とまで惚れ込んでしまっていたので、やっぱりここからどんな条件が出てきても結論が変わることはないよねと意見が一致しました。となると、相手は話を聞いて欲しいのではなくて契約して欲しいのだから、契約する気が全くない(他社さんと契約すると決めた)なら向こうの時間をこれ以上使わせない方が相手にとっても良いでしょう。今日の打ち合わせまでの準備時間を無駄にさせてしまったことは本当に申し訳ないですが、せめてこの後の打ち合わせ時間は我々との打ち合わせ時間でなく休憩時間になった方が有意義でしょう。本当はプランを作ってもらう前に断れればよかったのですが、本来は相見積もりをしたかったため。。いろいろ想定外でことが進んでしまったのでここは本当に申し訳ないところです。旦那さんが断りの電話を入れてくれ、電話の向こうからいろいろと漏れ聞こえてきました。その内容を聞くにも、まぁ我々にはヘーベルハウスさんの方が合っていたかなと再確認しました。ご縁がなかったというか、相性がよくなかったのかもしれません。。

結局こうやって断りの連絡を入れることになったのは一社でしたが、それでも結構精神的に疲れたので、何社も比較し並行して提案を受けている人はバイタリティすごいなと改めて思いました。

そういえば全然違う話ですが就活も一社受けて、受かってそこにそのまま就職した(他の会社を受けていない)ので、人生の大事な選択で一本釣りしがちな人間なのかもしれません。並行して物事を進めるというよりこれ!と決めた一本に絞って力を注いでしまうタイプ。。今のところ後悔していないので多分大丈夫です。

 

ヘーベルハウスさんと無事契約した我が家、ハウスメーカー選びは苦労しそうと思っていたのでそこは一安心。ですが、むしろ家づくりはここからがスタートライン!いつか家が建てられたら良いなぁ、期限はないのでゆっくりじっくりやって行こうと思っていたのですが、ZEH+の補助金を狙うことになったのでその期限に間に合わせる必要が出てきました。予定通りに進めば問題ないとのことでしたが、何せ初めての家づくりなので予定通りに進められるのかちょっぴり不安です。

次回!住宅ローン本審査!(の予定。。)

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