住宅ローン

いざ、土地分の住宅ローン申し込みから決済まで

急に寒くなって何を着ればいいのか困っているぶんたんです。もう寒くなってきましたよ?おうち引き渡しは真冬でしたが、季節がひと回りしそうな雰囲気を感じ焦ってまいりました。まぁ気楽にいきます(焦っていないのでは…)。

今回は無事土地と住宅メーカーの契約が済んだところで土地分のローン本契約申し込み、金消契約、融資実行という怒涛の展開です。

つなぎ融資を使う?使わない?

さて、住宅ローンは居住用の物件(マンション含む)、住宅を建てるために購入する土地の代金に利用できるローンです。土地の購入からの注文住宅の場合では、一般には完成した住宅が引き渡される際に融資が実行されることになります。が、施主が支払いを行うタイミングは住宅引き渡しの前にもやってきます。建築スタートの前に土地を購入しておかないといけないので、土地分の代金の支払いは終えておかないといけない…ここで土地分は住宅ローンよりも少し利息が高いローンで借りて支払っておき、引き渡しが済んで建物+土地分のローンが実行されたら返す…これがいわゆるつなぎ融資です。

しかし我が家が契約した信託銀行さんでは、土地分と住宅分別々に住宅ローンを契約することでつなぎ融資なしとすることが可能でした。こうするとつなぎ融資を利用する場合に比較して金利負担が軽減できます。この方法では住宅完成前に土地分の住宅ローンの返済が始まってしまい、今住んでいる家の家賃と二重に支払わないといけず家計が苦しい…ということもあるそうですが、土地分の返済開始時期を建物分開始までズラしてもらえたのでその心配もありませんでした。他にも登記費用が嵩む等のデメリットもあるそうですが、その辺りも踏まえた上で我が家はつなぎ融資なしを選択しました。(詳しいことはLIFULL HOME’Sさんの記事とかあたりをご参考ください)

よって、我が家ではつなぎ融資なしのペアローンを選択、夫・妻それぞれが土地/建物分の2本、計4本の住宅ローンを契約することになりました。

本契約申し込み

ということで、まず土地分のローン本契約申し込みです。不動産屋さんと共に信用銀行さんに出向いて細々とした説明を受けつつ、ローン借り入れ申込書、団信申込書・告知書、住宅ローン支払用の口座開設申込書を書いていきます。まぁ仮審査が通っており、金額を変えていないので落ちることはないでしょうとは思っていましたが、9日後には不動産屋さん経由で正式承認の連絡をもらい一安心です。

金消契約

続いて金消契約(金銭消費貸借契約)。私も自分が住宅ローンを組むとなって初めて聞いた単語ですが、金融機関と結ぶ金銭の借入の契約のことです。多分。これもまた不動産屋さんと共に信用銀行さんに出向いて細々とした説明を受けつつ契約書に判を押すのですが、ここで新たな人物、司法書士さんが登場しました。この司法書士さんは融資実行を担当してくれる方です。今回、我々の融資実行ではキャッシュレスサービスをつかうことになりました。従来の融資実行では、住宅ローン融資をしてくれる銀行の営業時間内に売主、買主、銀行担当者、仲介の不動産屋、司法書士など関係者が一同に集まり、現金を受け渡すそうです。それに対し今回使うキャッシュレスサービスでは、手続きと諸費用の信託口座への入金を事前に済ませておけば、当日は確認の電話に出るだけで集まることなく融資実行がされます。銀行の営業時間内である平日の日中は夫婦共に勤務時間なので、休暇を取らなくて済むこのシステムはありがたかったです。当日はよろしくお願いしますね〜という話をしてこの日は終了です。

融資実行

いよいよ融資実行日…電話がかかってきます。毎朝のミーティングがあることを伝えてあったので、その時間を外して電話をもらいました。「おはようございます、これから予定通り融資実行しますので」「はい、お願いします!」くらいのほんの短い会話です。家計簿アプリで残高の推移を確認すると、すごい金額が一瞬口座に入金され、丸っと出金された履歴が。そして住宅ローン支払い用口座の負債に同じ金額が表示されていました。あぁ、ついに莫大な借金が…一生働いていくしかない。そして、我々は融資手数料型を選んだかつ住宅ローンに手数料分は含めていないのでこのタイミングで土地分の融資手数料が持ち出しです。75万円くらい…ワァオ(いや、わかっていたことですが)。

 

と、怒涛の慣れない手続きでしたが、土地分に関してはこれでひと段落です。ここまでで信用銀行に出向いたのは平日の2回でしたが、旦那氏の職場の近くだったかつ、夕方の時間にしてもらえたので旦那氏は仕事を休まずに済んだみたいです。私は有給消化したかったので普通に休みました(笑)。土地契約は土地が見つかった時期に左右されますが、そこから1ヶ月くらいに平日2日(融資実行もキャッシュレスでなければ+1日)都合をつけないといけないので、日中忙しい方々だと結構大変かもしれません。あと、慣れないことかつ退勤が動くのでプレッシャーがありまぁまぁ疲れます。これを建物分の支払い時期が近づいたらもう一回…と一苦労ではありますが、念願のお家づくりのためなので!頑張っていきましょう!

次回、お家づくりスタートに際して読んで良かった本を紹介します!

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