建築後

固定資産税に関する家屋調査を受けた話

ここ1年太り過ぎてあらゆる冬服がキツくなっており絶望しています、ぶんたんです。趣味のテニスで痩せるぞと最近真面目に練習していますが、体は重いし体力はないしを実感してますます絶望です。

さて、先週ついに家屋調査を受けました!時系列は飛んでしまいますが記憶が新鮮なうちに記録しておこうと思います。

忘れた頃にやってきた家屋調査のお知らせ

固定資産税の評価額計算のための家屋調査。ググってみると新築入居し1~3ヶ月程度で連絡が来ることが多いとのことで、住み始めた頃はいつ来るんだ〜、まだダンボール片付いていないから今来られちゃったらどうしよう〜…とハラハラしていましたが、待てど暮らせど連絡は来ず。もしかして、わが家建ったこと気づかれていないんじゃない?ふふふ、固定資産税免除…なんて考えていたら10月に通知が届きました。残念。(当然です)

わが家は令和2年2月引き渡しなので、8ヶ月後に通知が届いたことになります。コロナ禍の特別対応ということで書類提出による調査も可能とありました。調査の中で気になることがあったらその場ですぐ聞けるし、書類不備とかで不利な算定になったり書類のキャッチボールが発生すると面倒だなということでわが家は普通に調査員さんの訪問調査をお願いしましたが、この辺りのイレギュラーもあって普段より時間がかかっているのかも?と思いました。私の完全なる想像ですが。

家屋調査への準備

家屋調査に向けて準備するものは、

  • 建築確認書類一式
  • 間取りの分かる平面図

の二つでした。

家屋調査に必要なものは上記だけなのですが、加えて我が家は長期優良住宅なので

  • 長期優良住宅の認定通知書の写し

を用意しました。

長期優良住宅では固定資産税・都市計画税が減額されるのですが、家屋調査当日に調査員さんがその申請書を持参してくれ、その場で記入することで申請完了となりました。住宅関連の申請はたくさんあってなかなか面倒なので、申請書を持ってきてくれてその場で申請が済むのは大変ありがたかったです。

準備物以外のお家関連の書類もすぐに取り出せるように確認しておきました。後述しますがわが家は結局住宅性能評価書とか引っ張り出して使ったので、これは正解だったと思います。準備物を揃えたあとは調査員さん来訪ギリギリまで部屋の片付けでドタバタしていました。

いざ、家屋調査

書類チェック

当日、時間の5分前に汗だくで息を切らした調査員さんがやってきました。駅からすぐだな〜と思ったら、なかなかの急坂で辛かったことでしょう。なんかちょっと申し訳なかったです。

中へお通しし、用意していた書類を渡します。書類をチェックしてくれるのですが、きっちり確認していくので結構時間がかかります。さらに、書類の中には断熱材の入り方が読み取れる断面図がないとのこと。「まぁ、長期優良住宅なので断熱はしっかりしているはずですし…概算で計算することになると思います」とのことでしたが、細かいことが気になりがちな私。概算で不利な方にブレたら嫌だなと思ってしまい、チェックしてくださっている横で断面図を探しました。結局断熱材の入れ方の標準が記載された断面図を住宅性能評価書の中に発見しました。この断面図を初めとして、いくつかのページを調査員さんが持参されたデジカメにパシャパシャ収めていきます。おそらく調査後、お渡しする図面とこれらの情報から評価額を計算していくものと思われます。これらの作業で25分程度かかりました。

設備・間取りチェック

続いて、1Fから順に家の中の設備を確認していきます。

長さを計測していたのはキッチンの幅、トイレの手洗い器の幅、洗面台の幅。
確認されたのは浴室乾燥機能の有無、床暖房の位置・リモコンでした。
口に出さないだけでこれ以外にも確認していたところはあるとは思います。

浴室乾燥機能の有無の確認の際、こんな会話がありました。

『浴室乾燥機はありますか?』

「換気のみで乾燥機能はないです。」

『リモコン拝見しますね〜、はい確かに…あっ、なるほど、乾太がいると…』

「えっ、乾太くんって固定資産ですか?!」

『いえいえwガス栓があるということでチェックさせていただきました。』

「あぁ!なるほど」

『基本的には家そのものにくっついてる設備が対象ですね〜』

なるほど…そう考えると、わが家は固定資産税算定対象の設備は1Fに集中しています。

『設備はないと思うのですが、図面と間取りが相違ないことの確認のために2Fも少し見させてください。たまーに図面と実際が違う、なんてことがあるんで確認することになってるんです』

2Fに上がり、図面と見比べながらこちらがこの部屋で、こちらがその収納で…と簡単に説明しました。寝室やウォークインクローゼットなどは開けませんでした。(気を遣ってくれたのかもしれません)

図面通りですね〜ということを確認して、1Fに戻ってきました。これらの確認は15分ほどだったでしょうか。

税の説明、申請書記入

最後に、新築関連の税金の説明書類をもらい、簡単な説明をしていただきました。

新築関係の税金について、固定資産税・都市計画税は市税ですが不動産取得税は県税、住宅ローン控除対象になる所得税は国税…ややこしい…家屋調査は固定資産税・都市計画税のための調査なので、調査員さんは市の方で書類も市作成でしたがこれらの税と控除を受けるための簡単な説明が記載されていました。ありがたい。

わが家の次のハードルは住宅ローン控除のための確定申告となるでしょう。ふるさと納税のために毎年確定申告してますが、住宅ローン控除は額が大きいし怖い…なんとか頑張ります。

あと、わが家は土地は令和3年に購入、家が引き渡されたのが令和4年なので土地の不動産取得税は支払い済みなのですが、この不動産所得税がちゃんと軽減されていたか記憶が曖昧なのに気がつきました。土地取得から3年以内に住宅を新築した場合減額されるそうです。支払ったのがもう半年近く前な気がしますが払込票を必死に探そうと思います。この辺りの情報は実際の支払いや手続き前に先に調べて整理しておけると安心だったなぁと思いました。後から確認だと払込票を探す手間や、過払い分があったらまた面倒ごとが増えると思うので…

説明が済んだら長期優良住宅の固定資産税・都市計画税軽減申請書を記入。これらの作業は約10分ほど。

 

ここまで合計50分程度で家屋調査の対応は終わりです。玄関で挨拶をしましたが、帰る前に外観の確認をしていくとおっしゃっていました。何かあったら声かけてくださいと伝えましたが、声をかけられることはなかったので何の問題もなかったのでしょう。後で家の周りをぐるっと確認してみると、水道局のプレートの横に家屋調査済みを示すプレートが貼られており一安心です。

こうして、家屋調査は無事完了しました!調査を受けるまではなんとなく不安に思っていましたが、終わってみたらなんてことありませんでした。また副次的効果として最近とっ散らかり始めていた家が片付いてよかったです。片付くと部屋が広い、この状態をキープするぞ…

« »

コメントを残す

*