計画段階

土地購入申し込み 〜土地本命決めと仮審査申し込み〜

寒くなってきた今日この頃、時の流れを感じると共に引き渡し日が近づいてくることを感じてウキウキしているぶんたんです。(引き渡しまでまだ2ヶ月半はあります)

さて、前回FP相談でざっくり予算決めをし、なし崩し的に土地探しを始めてしまっていた我々はハウスメーカー選びに本腰を入れていくことにしました。が、相談しているうちに本命の土地を決め土地購入申し込みを進めることに。。

比較材料を作りたい

展示場見学したのは一条工務店さん、積水ハウスさん、ヘーベルハウスさんの3社でしたが、旦那さんと互いに「結局のところ積水ハウスさんかヘーベルハウスさんの二択になりそうだね」と意見が一致していました。展示場見学時点では積水ハウスさんの工場見学をしてから鉄骨or木造を決めて…その工法に合うメーカーをあと1社くらい候補に加えて…と考えていました。しかし、まだ本腰入れて検討していない、候補が3社だけの今でさえ毎週末に打ち合わせが立て込んでおり、これ以上予定も情報も詰め込んだところで疲れてしまって逆効果なのではないかと感じていました。ネットで情報を調べても特にここの話は聞いておきたい、というメーカーがあるわけでもなかったので、予算が合えば積水ハウスさんorヘーベルハウスさんで、予算が合わなければまた候補を広げる、という方針で一致しました。

この2社のハウスメーカーさんから本命を選ぶにあたり、住宅展示場の設備は「これは標準の一例なので、他にもいろいろ選べますよ〜」というのが多くて「標準」がどのような設備なのかいまいちわからなかったり、一口に平均坪単価と言ってもオプション一つで変動したり。。と、純粋な比較をすることが難しいのが難点でした。

そこで、先日見つけたいいなと思っている二つの土地の情報をそれぞれお渡しして、もし依頼した場合建築可能か?次回打ち合わせ時にプラン+見積もり例を見せて欲しい+標準設備のカタログがあればいただきたい、と質問・依頼しました。同じ土地、同じ希望に対するプランということで条件を揃えてある程度比較しやすくしようという考えです。

プランの希望としては、一階リビングで明るい間取り、駐車場一台分、くらいのざっくりとした希望を伝えます。そう、実はヘーベルハウスさんに惹かれるきっかけとなった「そらのま(2階リビングとベランダが一体につながった間取り)」はここで早々に希望から消えていました。旦那さんが老後を考えると1階リビングは譲れないということだったからです。私としてはそらのまに惹かれた理由は「2階リビング」であることよりも「明るいリビング+外の空間への繋がり+外の空間のプライベート感」だったので、2階リビングでなくてもそこが満たされればいいなということで先のような希望になりました。(住宅密集地だとそれを1階リビングで実現することが難しいからこその「そらのま」という提案だとは思うのですが…まぁあくまで希望なので)

積水ハウスさんにプラン作成を依頼

FP相談後、気になっている土地があるのでこの土地は積水ハウスさんで建築可能か、もし可能であればこれに合わせたプランが見たいのですが、と依頼すると割とわかりやすく嫌な顔をしつつ承諾してくれました。いや、確かにハウスメーカーを選ぶ前に土地探しはしない方がいいと助言されていたので言いつけを破ったのはこちらですが。。すみません。。

ここで若干引っかかりましたが、実はこの数日前から引っかかりを感じ始めていました。実はFP相談の日時を2度間違われており、さらにこの後に取り付けた打ち合わせ日時を1度間違われることになるのです。まだ1度しか会っていないのに3度も打ち合わせ日時を間違える…?まだ購入意思が強くないことを示していたのでお客の頭数にカウントされていなかったのかもしれませんが、それにしてもどうなんだと思いました。もともと第一印象は最も良かったはずなのに、この時点でかなり家づくりをお願いしたいという気持ちは萎んでいました。

ヘーベルハウスさんにプラン作成を依頼

次回の打ち合わせで土地担当者を紹介してもらうという話になっていたので、以前不動産屋さんとの打ち合わせの後電話で土地は不動産屋さんにお願いするという旨を伝えていました。土地から一緒に探した方がいいのに…と渋られたり、「(先に言えよ…)」と嫌な顔をされるかも、と不安でしたが「どちらかに断り入れることになってしまって気を遣いますものね!わかりました、こちらの土地担当のものには僕から伝えておきますんで!何かサポートできることがあったらなんでも言ってくださいね!」と快く受け入れてくれていました。めっちゃいい人だ。。この「なんでも言ってください」を信じ、まずは気になっている2つの土地の情報とともに、へーベルハウスさんで建築可能かをメールで質問しました。すると「どちらかの土地が本候補になる可能性があるのであれば、早いご対応が必要だと思います。次回のお打合せで間取り作成することも可能でございますので遠慮なく」と先方からおっしゃってくれました。

家族会議

ここで深夜の家族会議開催です。ヘーベルさんからこう言われているけどどちらかを本候補にする…?と旦那さんに相談すると、「え、まだ早くない?土地探し始めたばっかりだし…」とのこと。

確かに我々からすると「土地探しを始めて一週間足らずで出会った土地」ですが、誰かにとっては「1年探して見つけた土地」かもしれません。時間をかければかけるほど良い土地に出会えるわけではないです。土地探しの知識が浅いので、本当にいい土地なのか?という不安はありますが、いまいちな土地はいまいちだと正直に教えてくれる、信頼できる土地探しのプロの不動産屋さんが推してくれているということで客観的にも値段相応な土地であると言えそうです。なので、買わない理由がないなら進めた方がいいのではないかというのが私の意見でした。

二つの土地のうち、希望度が高いのはより最寄り駅に近い土地(この記事の2件目の土地です)。この土地に関して買わない理由(不安な点)は何かあるか?と夫婦二人で考えてみると以下二点でした。

・他にもっといい土地が出てくるかもしれない

→良くも悪くも土地は値段相応でお買い得も割高もない、この土地よりいい条件の土地はもっといいお値段。(その人の価値観と一般的な価値観とにズレがあると値段と価値にギャップを感じることが多いかもしれないです。)この土地の価格帯で見ればこの土地の条件は自分たちにとってかなり良い

・近隣施設の騒音が気になる

→休日の日中、平日の夜間は見に行った感じだと大丈夫だったけど、平日の昼間は未知。

ということで、前者はそれこそ時間をかければ良いものが出てくるという考えは捨てようということで落ち着きました。後者に関しては、次の日ちょうど旦那さんが朝時間を作れるということだったので現地を見てきてもらって判断することにしました。

ヘーベルさんに返信、現地確認

本命はより最寄り駅に近い方の土地であること、次回打ち合わせ時にプラン+見積もり例を見せて欲しいことをお願いしました。すると翌朝「承知しました。ご希望の間取りが実現できそうかが重要なので本日土地拝見して確認してきます」との返信が。

えっ?!まだ契約もしていないのに、ヘーベルさん紹介の土地でもないのにわざわざ現地に?!

なんてありがたいんだ。。この時点でとても手間をかけさせているのに、さらに厚かましいお願いが頭に浮かびます。

…騒音の具合も確認してみてもらえないかなぁ。。

旦那さんに現地確認してもらうのはもちろんなのですが「このレベルの騒音なら標準でも問題ない」なのか「道路側に防音オプションを足せば問題ない」なのか「うるさいのでやめた方がいい」なのか判断のしようがなく、もしかしたら現地確認しても迷うかもなぁというのが少し気がかりでした。営業さんにその点を確認してもらえば安心なのでは?

ええい、ままよ!電話でその旨を依頼してみるとこれまた快諾してくださりました。夕方には「○時に現地を確認して参りました。〜の音はそれほど気にならず、気になるとすれば××の音だと思いますが、ヘーベルハウスの遮音性は高いのでご安心ください…現地を拝見して、駐車場の位置や、中庭をどこにとるかが今回のポイントになると思いました。設計と相談し次回打ち合わせ時にプランをお見せします」としっかりした報告メールが。旦那さんの確認結果も「それほど騒音は気にならなさそう」とのことで、もうこの土地を本命にしよう、と夫婦の心は決まりました。

そして、ハウスメーカーさん選びに関してもこの時点でかなりヘーベルハウスさんに気持ちが傾きつつありました。

積水ハウスさんは打ち合わせ日時間違いを繰り返されたことで「雑に扱われているなぁ」「この人と大事な家づくりを進めて大丈夫なのかな?」という気持ちになってしまいました。一方対照的に、ヘーベルハウスさんはまだ契約もしていないのに親身に対応してくれ「この人なら頼れる、信頼できる」という気持ちになっていました。

契約前はすごくいい人と思っていたのに契約したら態度が変わってしまって、などもしばしば耳にしますが…逆に契約前より良くなることなんてそうそうないのですから、契約前で既に扱いが雑な人とは契約したくありません。(これは結婚でもそうですが「結婚したら(良い方に)変わるかも」という幻想は捨てた方がいいです。契約前は自分をよく見せるよう頑張っていても、契約してしまえばその後気が抜けるのが人間の性。。)

もちろん営業担当さんの人柄だけで選ぶことはできませんが、この後二人三脚で家の全てを決めていくことを考えると人柄も大変重要です。自分の家なのですから色々勉強して進めていくわけですが、担当さんが教えてくれないとわからない、知らないままになってしまうこともたくさんあります。なので、親身になって一緒に考えてくれる、自分の気づいていない範囲までプロの目線でカバーして提案してくれる担当さんがついていることは家づくりの中でとても重要なことだと思いましたし、これは着工後の今でも間違っていなかったと思っています。

いざ、購入申し込みへ

さて、そうと心が決まれば購入申し込みです。不動産屋さんにこの土地の購入申し込みをしたい旨をヘーベルさんと旦那さんに現地確認してもらったその夜に早速メールしました。

すると翌日朝、とにかく早く仮審査を行って購入申し込みしましょうとの返信が。本日申し込み書類を自宅に届けます、と言ってくださり時は一刻を争うのだと理解しました。

知りうる中で最も早く対応してくれるのは〇〇銀行なので、まずはヘーベルハウスさんの展示場見学時の概算見積もりで〇〇銀行に仮審査を出してはどうか、と勧めてくれました。ちょうどその銀行は第一希望に考えていたところだったので都合が良いです。

必要書類は

・源泉徴収票(令和2年分)写し

・本人確認書類(免許証等の写し)

・健康保険証(写し)

・旭化成の見積書の写し

の4点で、本日揃えられれば翌日受け取りに来てくれるとのこと。どれもすぐに揃えられるものだったので、記入した申込書と合わせて次の日に提出しました。融資額の減額は簡単にできるが増額は再審査となるとのことだったので、ヘーベルハウスさんの見積りの範囲で最大になるように融資額を決めておきました。

「…土地、見始めたばっかりなのでこんなに早く決めてしまっていいのかなという不安はあるんですけどね」と申込書を渡す際にチラッと話してみたところ「いや、本当によく決断されました。この決断がなかなかできないんですよ。この土地は年に一回出てくるかどうかというくらいの土地だと思いますよ。こういう土地に巡り合ったときに時期が早いとなかなか決断できなくて『あの時みた土地の方がよかったのに』と、どんどん決められなくなっていくんですよね。。なので、いい土地に出会って、すぐにこうやって決断されて良かったと思います。」まぁ、今土地を買おうとしている人に不動産屋さんがわざわざ「いや、この土地正直微妙ですね〜」とは言わないとは思うのですが、不動産屋さんも信頼しているのでその方にこうやって背中を押してもらえてとても安心できました。

こうしてセルフ土地見学を始めてから一週間以内に本命の土地に出会い、10日目には住宅ローンの仮審査を出すことになりました。ハウスメーカーさんを決めてから土地を…と思っていたのに、そこもまた予定外の展開になりました。家づくりの検討を始めてから想定外、予定外続きです。急いでいたわけでないのにどんどん話が進んでいくので少し戸惑いもありますが、夢のマイホーム実現が近づいてきてドキドキ、ワクワクが勝ります。

次回は仮審査結果と購入申し込み書提出までのお話です!

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